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さて、うちのお店で使用している、ハナヘナのラインナップを紹介しますね。

毛束のサンプルはかなり前に作っていたんですが、なかなか書く暇なかったけど、やっと書けました〜^^;

D7H_5199
D700+AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G


まずハナヘナは基本的な種類は4種類で、あらかじめヘナとインディゴを混ぜてあるものが2種類あります。

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GRD3

まずこれが「ヘナ(ナチュラル)」

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GRD3

こちらは白髪100%の毛束に入れたもので、色は純粋なオレンジ!

ただの葉っぱから出る色素だけで、ここまで鮮やかな色をしてます。




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お次ぎは、「インディゴ(ブルー)」というハーブです。

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これは日本人にも馴染みのある、「藍色」ですね。
ここから空気に触れて酸化する事で、もっと色が濃く入っていきます。

ちなみに、このあと数日後にチェックすると、少しだけ紫っぽく色が変化しました。(理由は後日解説)



まあこれだけを見ると、「オレンジとブルー」だけなので、「こんな色で染めるの!?」って思うかもしれませんが、それはご安心を!


これからこの2色を混ぜて「ブラウン」系の色にしていきます。



まずはハーブマホガニー(ナチュラル:インディゴ=2:8)

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白髪100%に入れていきます。

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これは染めた直後で、色の入りが薄いですが、ここから空気に触れて酸化するので、段々色が濃くなっていきます。

インディゴの配合が多めなので、少しグリーンに色が振ってます(実際はイエローグリーンみたいな色です)が、おおよそ48時間ぐらいたつと、色もブラウンっぽく変化していきます。




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そしてコチラが約1週間後の色で、毛先が黒っぽいのはさらに重ねて塗った、いわゆる二度染めです。

1度染めの部分も、それなりにブラウンっぽくなりましたが、実際には白髪の部分には結構明るめに入ってるので、「白髪をぼかす」程度です。

やはり、アルカリカラーやケミカルヘナのように、濃い色で入れたい方は二度染めがおすすめです。



で、これがハーブブラウン(ナチュラル:インディゴ=4:6)

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白髪100%にオン。

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こちらも、染めた直後はイエローグリーンぽいですね。ここから酸化して色が変化します。




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コチラも一週間後ぐらいの色の変化と、毛先は二度染めです。

どちらかというと、ナチュラルの配合が増えると、少し自然なブラウンに近い色が出ています。

やはり二度染めはしっかり色が入ってますね。



で、とりあえず全ての配合パターンで毛束を染めた結果はだいたいこんな感じ....

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綺麗ですよね~

ただの「葉っぱ」なのに^^

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一番左にある毛束は、トリートメントの時に主に使う配合で塗布したものですが、これはまた次回説明します。それ以外は全て毛先半分だけ2度染めです。

ナチュラル9:インディゴ1では、二度染めしても、オレンジが、ただ濃くなっただけの感じでした。


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こちらはインディゴよりの毛束達です。これらも見ての通り、左から4本全て、毛先半分2度染めです。

ちなみに、一番右の濃~いブルーはインディゴの2回染めです^^;

たぶん実用性はないかもしれませんが、趣味でやってみました(笑)

ほんとに濃いので、もう一回染めると限りなく黒に近いブルーになると思います^^

なんで、ヘナで限りなく真っ黒にしたい方は、インディゴ5回染め(爆)


まあ誰もしないでしょう(笑)





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こうやって見ると、この写真の毛束のように、やはりヘナとインディゴの比率は1:1前後が一番自然なブラウンに近い感じがします。(特に2度染め)

インディゴ7割だと少し緑に振って、ナチュラル7割だと、オレンジが強くでます。

それぞれの色が7:3くらいの配合になると、少し偏りますね。

ただ、一度染めをベースに考えると、1:1では少し明るく感じるので、やはりインディゴを少し割合多くする必要もあるかもしれませんが、ここはカウンセリング次第、もしくはお客様の好みにもよるでしょうね^^;








で、上に書いてました、「インディゴが、紫っぽく変化した」というのには理由があります。

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この上の写真は一度染めのインディゴオンリーの毛束。




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で、右から2番目の毛束が酸化しきった後。すこ〜しだけ紫っぽくなってるの分かりますか?


まあ、これはたまたま?って事もありますが、酸化不足も考えられます。。。





あっ、少し長くなったので、次回に続きます(爆)



すいません( ´_ゝ`)